2013-01-01から1年間の記事一覧

終わらない夢

我々世代にとって三浦雄一郎と言えば、プロスキーヤーとして憧れの的であったが、その三浦雄一郎さんが3度目のエベレスト登頂を目指して昨日、日本を出発されたようである。冒険家の1人であるが、80歳でのエベレスト登頂が成功すれば世界初の快挙のよう…

自由という尊さ

何年ぶりでしょうか、久しぶりに北朝鮮の拉致被害者である蓮池薫さんの話を、昨日、今日のラジオ深夜便を通して聴きました。 同じ日本人同士として、とても生き甲斐を感じて毎日を過ごしていらっしゃることを確認できて、私自身、第三者としても嬉しい気持ち…

不遇は人を育てる

長い人生において、人はどこかで何らかの不遇な経験をすると思います。しかし、要は考え方次第で人生はどうにでもなります。 他人は気の毒だと見ますが、前向きな考えを捨てず復活の夢を諦めなければ、順調な時より更に人間としてもっと成長するでしょう。 …

司法の英断

昨日の広島高裁の衆院選無効判決は、主文からしても画期的なものだった。なるほどと唸るような気持が私自身も沸いてきた。三権分立における司法の独立性を示した勇気ある判決だったと思う。最高裁の判決をも軽んじて、長年に亘り政治家が選挙制度においてサ…

内観法

先日の新聞に、教育格差は止むを得ないとする世論が過半数を超えたとの記事を見かけました。所得格差を教育格差まで影響を与えないことが、これまでの日本の良さでもありました。所得格差は教育格差を生み、教育格差は社会的格差を生み、引いては精神疾病や…

女性応援団

先日お借りした書籍を二日間楽しませて頂きました。著者は、同じ情報サービス業界でも名前の通った元取締役兼エンジニアの女性です。この方の執筆された書籍がどれくらいの人に読まれているのか知りませんが、これから働く女性に対して自信を与えてくれると…

焦らず、慌てず、諦めず

昨日の日本列島を襲った暴風雨は尋常ではなかった。各地で建築物の倒壊による被害で死傷者まで出たようである。「待てば海路の日和あり」と言うが、私のような咄嗟に行動する性だと危険極まりない。いつも家内に忠告を受けてきたので大分その習性も改善され…

原発の話

今思うとぞっとするような話だが、鳩山民主党政権時代は54基ある原発を、将来は80基くらいに持っていこうという計画すらあったのも事実である。福島第一原発事故以来、原発の新設も国内では困難になってきたのが現状である。昨日、人口500万人規模で…

歳月人を待たず

3月上旬まで、私の自宅近くの病院に入院されていた取引先の元取締役の方が5日前に急逝された。長い闘病生活と闘われていたが遂に帰らぬ人となられた。昨年の年末に倒れられて入院されているとの風の噂を聞いて、2月上旬に以前から通院させていた病院をこっそ…

傾聴の効用

たまたまなのですが、最近、著名で元気な女性のお話を聞く機会が増えています。今年の2月以降では、流通業界の女性創業者、オリンピックマラソン競技の銀メダリスト、著名コンサルタント、有名女優の4人が大変話を聞いて印象的でした。男性の話もよくあち…

東日本大震災の被災者の皆さまへ

本日は大震災発生後、丸2年となります。 あらためまして被災者の皆さまへ、慎んで心よりお見舞い申し上げます。

一足先に花見

週末、一足先に花見見物のために神奈川県の松田町を訪ねました。東海道線の国府津駅で御殿場線に乗り換えて4つ目の松田駅で下車したところ、前方には山一面に桜と思われる視界が広がりました。大勢の観光客とシャトルバスに乗って紅一色の桜が群生している…

為替と株

今月の後半には新日銀総裁が登場することになる。日銀による金融政策の不手際なのか政府が成長戦略を描けなかったのか、円高・株安でよく日本経済は耐えてきたな、というのが率直の感想である。GDP500兆円の日本経済が長期に亘りゼロ成長を続けてきた間に…

コンパクトシティ

被災地復興の街づくりにおいて「コンパクトシティ」をつくろうという機運が高まっています。素晴らしい構想が練られることを期待したいと思います。日頃、「小さな村 イタリア」というテレビ番組を毎回欠かさず観ていますが、いつもイタリア地方のコンパクト…

天衣無縫

暦の上で二十四節気の啓蟄である本日はきわめて穏かな日和です。絶好の布団干し日和なので、本日の帰宅後の就寝時は快適な寝心地となるはずですが、これもささやかな贅沢のひとつのように感じます。健康で毎日を過しているから味わえる、ありきたりですが貴…

聴く力

阿川佐和子さんの「聞く力」はベストセラーになったので、多くの人は読まれたことと思う。敢えて「聴く力」について書こうと考えたのも、傾聴するということが如何に大切かと思ったからである。他人の言に耳を傾けない人は多い。私も家で聞き流すことが多い…

よい父親になるために

今朝、通勤客が行き交う通路で、「よい父親になるために」と書いたプラカードを持って道行く人の前で立っている人がいました。おそらく何がしかの宗教団体なのでしょうか、近くでは政党の街頭ビラ配りなども行われていましたので、政治団体ではないと思いま…

業界の様変わり

皆さんと同様に30年以上にわたりIT業界で企業を経営していると、鴨長明の「方丈記」のように世が移り行く様を感じてしまう。昨日は、20年くらい前にIT勉強会で共に切磋琢磨してきた方々とのOB会へ久し振りに参加した。テレビ局系のIT会社元取締役の方を…

子育ての重要性

絆と血縁はどちらが結びつきが強いのでしょうか。昨夜私の妻と交わした話題ですが、私生児を持つ親が経済的な理由で子どもを手放すことも世間では多いようです。子どもも他人の手で育ち、やがて成長して大人になり自分の子どもを儲けたとします。つまり最初…

これからの日本

国が漸く判りやすい形で中小企業技術支援策に力を入れ始めているような気がします。急激な円高を長い間放置していたために、海外へ工場とも移転せざるを得ず、多くのコア技術まで持ち出すことになり、国内の雇用まで失われてきました。政権交代後、危機感を…

初春を満喫

先週末、山登りの不得意な妻がめずらしく山に登って富士山を見たいというので、妻の希望で二宮の吾妻山という小山に登ってきました。下調べもせず、大体行けばわかるだろうと東海道線に乗って二宮駅で下車しました。すると駅の前方に小山らしいものが見えた…

アベノミクス

昨今の円安・株高の状況がアベノミクス政策の効果であると言われていますが、果たしてそうでしょうか。東北大震災以降、日本の株価は1万円を切り、重い荷物を背負っているかのように見えましたが、自民党政権に代わって風向きが変わったように為替が円安へ…

杞憂

昨年の暮れより、時々、就職活動している学生さんと話す機会があります。 気になるのは、多くの学生さんが先の心配ばかりしていることです。 マスコミの表現にも問題があるのでしょうが、先のこともわからないのに悲観論が多いように見えます。 何も心配しな…

人生は不公平?

今朝の早朝ラジオの明日への話題は、夏苅郁子さんという静岡で精神科医をなさっている方の語りでした。札幌出身の方ですが、子どもの頃、父と共に母親の病で相当苦労されたようです。母親の病名が統合失調症だったということを20年間封印して、3年前に明…

戯言(たわごと)

歳をとると男女関係も現実性が益々強くなるような気がします。先日、中学のミニ同窓会が開かれましたが、小・中・高時代のマドンナと10数年ぶりに再会しました。彼女と私は、たまたま幼稚園時代から高校まで一緒の学校だったのでお互いに良く知っています…

早起きは三文の得

引き続きNHKラジオ深夜便の話題になりますが、午前4時から「明日への話題」のコーナーに各界の有名人が語りがあります。今朝は登山家の「野呂幸司」さんでしたが、あまりにも流暢で元気のある語りでしたので、聴き終わった午前5時前には起床してしまいまし…

縁(えにし)

今朝うっすらと目覚めたら午前3時頃でした。いつものようにNHKラジオ深夜便をつけたら、フォーク&ポップス編で山崎ハコさんの特集曲が紹介されていました。随分ベテランのフォーク歌手ですが、私の若い頃は若干暗さを感じて関心もあまり抱いていなかった方…

純真無垢

日本人の中には時々純真無垢な人の存在があります。今朝のニュースでも、東日本大震災の被災地に向けて匿名による金塊が送り届けられたようです。一般に、神社・仏閣へ奉納金は奉納者の氏名が記帳されたりしますし、寄付金なども提供者の氏名が存在します。…

皇室スペシャル番組

我が家では皇室番組をテレビでよく観ます。おそらく今の天皇両陛下のご成婚から今日に至るまでの歴史が、私たちの育ってきた日本の時代と重なり合うから、存在としても身近に感じるのではないでしょうか。番組を観ながら時々目頭が熱くなるのは、天皇両陛下…

時間の考え方

癌の宣告を受け、もし医者から余命を告げられたら誰でも生きている残りの時間を大切にするだろう。しかし、普段誰でも何気なく過しているわけではないが、月日の経過の早さを感じる人も多いことであろう。今朝、出掛けに分刻みの時計の針をみて、僅かに動い…