早起きは三文の得

引き続きNHKラジオ深夜便の話題になりますが、午前4時から「明日への話題」のコーナーに各界の有名人が語りがあります。今朝は登山家の「野呂幸司」さんでしたが、あまりにも流暢で元気のある語りでしたので、聴き終わった午前5時前には起床してしまいました。毎回、さまざまな方が登場されますが、さすがにNHK様の人選がいいせいか、明日に希望を与えてくれる人たちばかりのようです。今回は野呂さんという、これまた立派な方の語りにめぐり合いました。


野呂さんは、昭和38年に起きた山岳遭難事故で10名が命を落とした中で、窮地に一生といいますか、1人だけ助かった方です。遭難時の凍傷で足を切断されて身障者となられましたが、1984年から日本人も参加したパラリンピックの開催にも尽力されている方と聞いています。身障者ながらもスキー競技に精力的にチャレンジしてこられたようです。ラジオから響いて聴こえてくる野呂幸司さんの、命を大切にしなければならないという呼びかけが寝床に横になっている私の心にも残りました。