2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

手のひらに載る幸せで十分

最近、イタリアの小さな村の取材報道を毎回楽しみにしている。のんびりした村人の生活や心豊かな人々の表情がとても素晴らしい。引退している人、働いている人、子どもたちが共にゆったりと暮らし、村に同居して過ごしている光景はうらやましい。日本人は何…

オススメ韓国ドラマ「チュモン」

以前、フジテレビで放送されていた韓国ドラマ「チュモン」が途中で中止になり非常に残念に思われた方も多いと思います。ご存知の方もいると思いますが、BSフジで毎週日曜夜10時から続きが放送されています。再放送も翌月曜に放送されています。韓国ドラマも…

日本の農業はイタリアに学べ

イタリアというとパスタの生産が盛んだと一般に考えるが、実はお米の生産がパスタより知られているらしい。イタリア農業は生産性向上がなされており、日本人もイタリアで農業の研修を受けいるらしい。井の中の蛙だが、日本の農家もイタリア農家に学ぶべきで…

産業転換で労働力の流動化策を

産業構造の転換で労働力の需給ギャップが、これから先では益々顕著になると思われる。地方分権はその解決のためにも必要と考える。高度経済成長期の重化学工業時代には、主要都市の四大工業地帯には多くの地方労働者を吸収できた。しかし製造工場の海外移転…

狙いは大物より小物

米国金融不況の連鎖のために日本の輸出産業はピンチである。生産量の下方修正によりラインの設備投資も削減せざるを得ない。その影響で下請け会社も需要と供給のバランスが崩れてコスト高を招いている。生き抜く策はあるのだろうか。答えはある。あと2年不…

介護報酬引き上げの失策

当初、介護職員の待遇改善を意図して厚労省は3%の介護報酬引き上げを行ったが、実際はほとんど介護職員の手当に回らず事業者の事業収入の一部になってしまったようである。報酬引き上げ認定事業の事務処理が複雑化し、逆に事業運営コストが増えてしまったと…

人間的に寂しい人

今日、ある駅の売店で客が店員に対して怒鳴り声をあげていた。どうやら店員が電話をしていて客を待たせていたのがどうも気に食わなかったらしく、店の会社にまで電話で文句を言っていた。イライラして個人的にストレスがたまっているのか、世間には権力を振…

中国戦犯管理所

日曜、NHKのドキュメンタリー番組「中国戦犯管理所」の映像アーカイブをBS2で見せてもらった。このような作品には滅多にお目にかかれないと思ったほど素晴らしい出来ばえであった。敗戦でシベリア抑留さらに中国で戦犯として収容された方々の生の体験談には…

またザ・ノンフィクションを見ました

先週に引き続きドキュメンタリーの番組を拝見した。市原悦子主演の「家政婦は見た」シリーズはドラマ性もあり面白くて何度か見たが、家政婦業の実態を理解することができて、さらに主人公の生き方にも感動した。借金の差し押さえで離婚とともに田舎を去り、…

超党派での国会決議

昨日、久しぶりに超党派での国会決議があったようである。臓器移植法の改正案に対する議決のようだが、おそらく賛否両論あり長期にわたり議論され審議を経たものだろうと思う。生死に関わることなのでいろんな意見があるのはやむを得ない。しかし日本だけが…

身に付いたものは盗まれない

お金や物を失ったり、不幸にも盗まれたりすることはあっても、知識や教養と実践で身に付いたものは簡単には盗まれることはない。だから若いうちに教えを請うた人は知的資産を蓄えるし、実践を通して能力が伸びていく。一方、知識や教養に対して貪欲さがなく…

お年寄りを大切にしましょう

国は、日本の戦後復興に尽力した地方のお年寄りを粗末に扱っていないでしょうか。子どもを苦労して育て上げ、集団就職で日本経済の成長と発展のために汗を流させたのは地方で一人暮らしをしているお年寄りです。その功労者であるお年寄りの年金まで削り、老…

イタリアの小さな村

最近、イタリアの地方にある小さな村の取材記録を楽しんで見ている。日本でも地方に行けば同じような光景なのだが、過疎化した日本の地方と比べると人々の表情にゆったりとしたユーモアを感じる。遠い異国の地だがイタリアの小さな村を訪ねてみても、古くか…

ふるさとは有り難きかな

おとなになっても、ふるさとの志しに有り難さを感じ続けている。なかなか都会では味わえない旬のものは田舎で採れたものに限る。送り物には送り主の真心が詰まっており、受け取ると嬉しさがひとしおである。我が家の娘もよく実家に帰りふるさとの味に感激し…

人の振り見てわが振りなおせ

フィクションものは確かに面白いが、どちらかというとドキュメンタリーものかノンフィクションものが好きである。人から見たらくだらない、為にならないと言われるが、これが意外と為になるのである。人間の翻意は本質的にそれほど変わらないが、行動に表現…

本物の天才ピアニスト

全盲で二十歳の辻川青年が国際的ピアノコンクールで優勝し、今その話題が全国を駆け巡っている。もちろん彼には楽譜も鍵盤も見えないのだが、メロディーを記憶しているほど極めて研ぎ澄まされた感性の持ち主のようである。明るく前向きで人に感謝する心を持…

明るさが見えてきた?

日本はかつての不動産バブル崩壊を経験し、失われた10数年を低成長で底を這っていた。その苦い経験のお蔭で先進国の中では今回の傷も浅かったので、きっと立ち直りは早いだろう。今日、久しぶりに日経平均を見たら一万円をうかがう値を付けていたので戻りの…

縁を大事にすると運がやってくる

人生は白いキャンバスに絵を描くようなものである。だから人との出会いはキャンバスに人的ネットワークを次第に作ってくれる。まだまだ白いスペースがあれば、なるべく若いうちに張り巡らしたほうが絵としても素晴らしい。人間関係を維持するのは大変だが、…

チャンスを物にできる企業と社員

ビジネスの社会を長年見てくると、成功している人はチャンスを生かして上手く物にしている。一方、駄目な人は絶好の機会でも、チャンスを捉えて時代の流れに乗ることができない。高度経済成長時代は年功序列でも企業も社員もなんとか生き残れたが、経済が成…

ミラクルが起きました!

先日の土曜日、仕事で参加した雨の中のゴルフコンペで劇的なミラクルを味わいました。あいにくの雨と霧の悪天候の中、某ゴルフ場のインコース16番185ヤードのホールでなんとホールインワンという柄に合わない記録を達成してしまいました。キャディなしのお付…

郵政人事に一言

今、自民党内で日本郵政の西川社長再任人事について意見が真っ二つに分かれている。先ずは、郵政民営化で日本郵政も1民間企業となったということを認識しなければならない。だから社長人事を総務大臣が腕力で阻止したり押し潰すことは甚だおかしい。トップ…

歳月人を待たず

昨日、足利事件で最高裁の結審を経て17年半に及ぶ服役を強いられた菅家さんが釈放された。冤罪事件はたびたび発生するが、無実の罪を着せられ続けた被害者の立場を思うと何とも言えぬ切ない気になる。司法、検察当局は冤罪の被害者に対して今後どんな償いを…

総裁選前倒しは可能か?

自民党参議院の内部から総裁選前倒しの声が出てきた。大方の予想でも麻生政権が次期衆議院総選挙で負ける確率が色濃いとみている。煙が火となるかわからないが、与党内でも勝敗に危機感を抱いている若手議員は多いだろう。一方、古参の衆議院議員はプライド…

電気とハイブリット、軍配は?

省エネカーが当たり前の時代が目前である。先ずはハイブリット車が先行するのは間違いないが、おそらく数年後には電気自動車が次第に花開くだろう。自動車業界や石油業界に産業革命が到来するのもそう遠くはない。ただひとつ問題は、高速道路などで渋滞に遭…

地産地消に破れたGM、クライスラー

かつて日本の高度成長時代、自動車輸出国の日本に対して米国自動車業界は政府を巻き込んさかんに日本叩きを行った。品質が良くて価格が安い日本車を、貿易摩擦と称して排除しようしてきた結果、現地生産で負けてしまったのが今日のGMやクライスラーの姿であ…

需要は新しく創りだす

この不況下でも最高の業績をあげているファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井CEOが述べていることを傾聴したい。『ユニクロは常に社員に対して現状に満足するなと執拗に言い続けてきた』『企業として生き残るには当たり前のことを、当たり前にしかも徹底…