2009-06-01 地産地消に破れたGM、クライスラー かつて日本の高度成長時代、自動車輸出国の日本に対して米国自動車業界は政府を巻き込んさかんに日本叩きを行った。品質が良くて価格が安い日本車を、貿易摩擦と称して排除しようしてきた結果、現地生産で負けてしまったのが今日のGMやクライスラーの姿である。人間も企業も同じで、過保護な環境に置かれると甘えから脱却することは中々難しい。今日は、いよいよGMの破綻申請がなされるようであるが、世界最大の自動車会社の事実上の倒産ということになる。世界中に影響する米国経済の復活を期待するはかりである。