総裁選前倒しは可能か?
大方の予想でも麻生政権が次期衆議院総選挙で負ける確率が色濃いとみている。
煙が火となるかわからないが、与党内でも勝敗に危機感を抱いている若手議員は多いだろう。
一方、古参の衆議院議員はプライドで負けてはなるものかと抵抗勢力を押さえ込むだろう。
自民・民主とも今だに一枚岩でないことが読める。つまり政界再編も選挙結果次第であり得るということである。
しかし残念ながら自民党には若手の牽引役があまりいないし、長老が牛耳っているように見える。
どちらがどうとは批判できないが、自民党のもたつきは不安定感を国民に感じさせないかと思う。
とにかく如何に国民の目線に立って安心を与える明確なビジョンを示せるかが勝負となるであろう。
残り100日で雌雄が決されるが、どちらにしても今後の世論と与党内の動きに注目したい。