天衣無縫

暦の上で二十四節気啓蟄である本日はきわめて穏かな日和です。絶好の布団干し日和なので、本日の帰宅後の就寝時は快適な寝心地となるはずですが、これもささやかな贅沢のひとつのように感じます。健康で毎日を過しているから味わえる、ありきたりですが貴重な日常の営みだと思います。


三寒四温とは一般に晩秋から初春にかけて使う言葉のようですが、最近は異常気象が頻発する今の気候にも活用しても構わないのかもしれません。先日、北海道の暴風雪で犠牲になられた方々のことを思うと、自然の仕打ちは人の人生を狂わすほど惨い、決して甘く見てはいけないものだと皆悟るわけです。


私のような性格の人間も急に飛び出す習性がありますので、命がいくつあっても切がないと妻から毎度指摘されます。以前も伊豆でたまたま暴風雨に見舞われて、風で揺れる吊り橋を子どもを連れて渡ったことがあり冷や汗をかきました。安易で無防備なところは性格なのか若いときから今日まで(多少反省していますが)中々直りません。


本日のタイトルは、久々に青空が広がる窓外の景色を目にしましたので上記の内容とは異なりますが、お許しください。