初春を満喫

先週末、山登りの不得意な妻がめずらしく山に登って富士山を見たいというので、妻の希望で二宮の吾妻山という小山に登ってきました。下調べもせず、大体行けばわかるだろうと東海道線に乗って二宮駅で下車しました。すると駅の前方に小山らしいものが見えたので、観光協会のポストにあった案内図をもとに歩きました。初めての場所だったのでやはり遠回り道をしてしまいました。いつも妻から下調べをしていないことを注意されるのですが・・・。


1キロくらい歩いた途中で地元の人へ道順を尋ねたら、最初のところへまた逆戻りをすることになってしまいました。知らないと時間のロスが多いといつも反省させられるのですが、地元の人の教えで思ったよりも楽な登りコースだったので妻も安心したようです。途中、スイセンが一面に咲きほこり、山中に漂うような香りが何とも言えないくらいでした。頂上は予想しなかったくらい大勢の人が既にいました。随分人気がある山のようです。


目的は富士山の眺望だったのですが、あいにく雲がかかって見えず残念でした。しかし、一面に広がる菜の花がとても美しく登った甲斐があったように思います。帰りは険しい登りだと地元の人に言われていた道を下り、せっかくだから昼食は観光案内図に載っていためぼしい地魚定食屋に寄ることにしました。下山したところで、地元の人からその店への道順をとても親切に教えてもらいました。短時間の外出でしたが、その日はめずらしく妻も満足していたようです。