責任

連日のように「体罰」に関する論評の記事の多さに驚きますが、なぜ今日まで騒がれることもなく延々と問題視されてこなかったのか不思議です。水面下で一方的な指導の下に「体罰」が放置されてきた日本の教育界や柔道などのスポーツ界で、双方の正当な議論も明らかにされず根深い問題が閉ざされてしまう現実があります。


日本の企業や官僚社会にも、「トカゲの尻尾切り」で末端の担当者に事件の責任を負い被せて、物事を収束しようという組織のあり方が多過ぎるような気が致します。組織というものが機能しているのであれば、上部の者から責任を取るべきではないでしょうか。見て見ぬ振りが保身のために許されてはならないと考えます。