週末

年度末で多忙だという次女が土曜夜10時ごろ久し振りに帰省した。今夕は高校の同窓会があったようであるが、疲れていたので2次会はキャンセルして先に帰ってきたらしい。都内に住んでいるとはいえ、実家に帰るのが楽しみのようである。娘が帰ってくると私は北側の寒い別室で寝ることになる。ひとときの休息と安らぎを与えたいがためである。


仕事では接待も多いらしいので、実家での私への食事のマナーには口うるさいほど事細かな指摘をしてくる娘である。これが一泊だけならばいいのだが、連休ともなると毎日注意の連続である。マナーというのは一度身につくと直らないものである。確かに幼い頃、祖父母からはあまり食事のマナーなどで注意されたことは無いので上京してから随分恥をかいた。


家庭を持ってからも子どもへマナーを教えるどころか、家内から私自身が注意されることも多々あった。マナーがこの歳でもなかなか身につかない自分に情けないが、これからも気をつけたい。今朝も朝礼で「行住坐臥」の話をしたが、日常のすべての行動において規律と作法にかなった立ち振る舞いを忘れないよう、美しい生き方を心得て歩みたいと思う。