大相撲

最近、社員の方で大相撲を観ている方も少ないと思いますが、私たちは小さい頃から相撲を見て育ったせいか、各場所の優勝争いだけは長年に亘り気になっています。現在は驚くばかりの外人力士が増えていますが、ハワイ出身の力士がいなくなったのは不思議ですが、その中でもモンゴル力士の活躍はめざましいものです。


昨日、横綱昇進2場所目の日馬富士初場所で全勝優勝を飾りましたが、かつての横綱栃の海を思い出してしまいました。小柄でありながら大型力士を上手にさばく技能には目を見張るものがあります。千秋楽までの3日間は勝負がどうなるのか見ごたえがあり、久々にテレビに吸い付けられました。


もう一つ忘れてならないのは、高見盛という力士の引退宣言でした。まだ36歳と普通のビジネスマンならば脂ののり盛りなのですが、体力を使う相撲取りは現役の寿命が大変短いようです。元大関高見山が親方をつとめる東関部屋の所属ですが、毎場所ファイト満々の土俵入りを多くのファンが楽しみにしていましたので、引退が寂しいと感じている方も多いようです。


日本の力士が最近育っていないような気がしますが、もう少し上位陣を占める日本の力士が登場してくることを期待しています。こういう私たちも最近は他のスポーツに興味を奪われているところがありますので、相撲人気がかげりかねないのはわかるような気がします。ならば、もっと国際的なスポーツとして海外に解放するという考えもあるでしょうが、個人的な考えとしては国技として維持し、混成には一線を設けてほしいという気持です。