疾病予防について

かつて成人病と呼ばれていた疾病を現在は生活習慣病というようです。食生活の偏りや運動不足で知らない間に糖尿病や高脂血症等の発症を招くと言われています。もし自分が病気で倒れたらどうなるか、普段あまり気にしないものです。たまたま私自身、健康保険組合で保健委員の役割を仰せつかり、国民医療費に占める生活習慣病の割合が3割だということも知りました。


また近年は精神疾患を中心に傷病手当金が増加の一途を辿っており、特に我がIT業界では他業界に比べて被保険者1人あたりの金額や増減率が高くなってきています。その防止策として健保ではメンタルヘルスセミナーを生活習慣病予防講習会と併せて定期的に開催し、予防の重要性に対する理解を深めるために健康管理を促進しています。


さらに年々増加する高齢者医療費の拠出金の一部を企業健保組合の財政から国へ納付しているのが現状です。これは高齢化社会を支えるために止むを得ない財政支出だと思われますが、人生100年の長い道のりを歩むためには食行動、生活習慣、運動習慣においてなりたい自分をイメージし、自分スタイル見つけることが必要だと本日は学びました。