昨日の事件

都会では白昼でも殺傷事件などが発生することが多い。本来、ナイフなどを所持することも(人に危害を与える目的であれば)銃刀法所持で捕まることもある。しかし現実には、刃物を常時所持している若者もいないとは言えないだろう。20年くらい前の話だが、地方から採用した社員が手提げバックにナイフを所持していたことがあった。なぜ持っているのかと訊ねたところ、「自分の身を守るための護身用」だと話していたので驚いた記憶がある。


昨日も都内で白昼に、被害者を刃物で切りつけて犯人が逃走した事件が発生したが、見知らぬ他人には注意の一言も掛けられないような世の中になってしまい、非常に困ったものである。大体、護身用として刃物を所持することも拳銃を所持することと同じように本来は違法なのだが、刃物は拳銃と違い、特に所持の規制が無いところが落とし穴なのだろう。道徳上、危険物を所持をしないようにや家庭や学校教育の中で教えていくしかないのが現状のようである。