ハングリー精神

昨日は東京マラソンのニュースで賑わったが、2位の無職で孤高のランナー藤原新選手は長崎県諫早市の出身である。実は全日本代表の体操選手である内村航平氏もたまたま諫早市出身である。


特別に諫早市を取り上げることもないのであるが、私も九州への里帰りに諫早に降り立つことがあるので、あの小さな静かな町にも世界へ飛び立つ人材がいることに感慨の念を感じざるを得ないのである。


ほかに長崎県島原半島には国見高校という昔から全日本高校サッカーの名門校がある。最近はサッカーも全国的にブームとなり学校でも人気のスポーツなので、大都市圏の競合校も以前より増えているのかもしれない。


スポーツもある意味でハングリー精神が無ければ強くならないのだろうか。今回の東京マラソン2位の藤原選手は30才ながらにして日本歴代7位の立派な成績を残した。


今や世界のトップランナーは2時間4、5分台の争いをしているので、男子マラソンで日本が金メダルを獲得するのは難しいが、これからも彼のようなハングリー精神に満ちたスポーツ選手が活躍してくれることを期待したい。