続同窓会

来週から正月も空けるので、最後に一言、同窓会の話を付け加えたい。
中学や高校時代に誰しも片思いや初恋を経験しているが、例え当時付き合っていたとしても大人になって結婚まで至っている人は少ない。


少年時代は照れくさくて、中々本音で相手に告白することも昔はできなかったのである。大人になってずうずうしくなると、あの時にもっとうまく振舞っていればと後悔するのが普通である。大体、少年時代に男性や女性からもてていた人は、大人になってまったく違う世界の人と一緒になっていることが多い。


女性は一般的に現実的な動物だと言われているが、男性は昔の想いが中々忘れられないのである。先日の同窓会で、昔の女友達にラブレターをもらって冷たくあしらった記憶が私にはあったが、今はすっかり忘れてくれて良かったと思ったほどである。


人間誰しも長い人生ではさまざな経験を経てきているので、少年少女時代のちょっとした記憶などどこかへ飛んでしまっているのである。たまたま同窓会では楽しく過ごしたが、みんなそれぞれに抱えている人生が違うことを感じざるを得なかった。


片思いや初恋の思い出はいつまでも大事に心の中にしまって置きたいものである。