来年の景気は?

日本人は心の中で思っていても中々表現しないのですが、できれば自分の思いははっきり伝えたほうがいいのではないでしょうか?


来年は少なくても今年より明るく景気も良くなると思います。本年は昨年来、火山の噴火や台風による大洪水、地震原発事故、生産拠点タイの洪水、大幅な円高と、挙げればきりがないほど日本経済は災難に見舞われた年でした。


日本が高度経済成長を経験できたのも、国土が焼け野が原で多大な犠牲を生みましたが、戦後復興により新たな国土づくりができたからです。


戦後の建設ラッシュで建設業界も一時期600万人の雇用を生みましたが、それは産業界が高度成長期に隆盛の勢いで日本経済を成長させることができたから、内需振興に活発な資金を投じることができたのです。


今は国が借金を新たに積み増しながら、被災地復興に資金を投じざるを得ません。国民の金融資産を担保に多額の財政出動するわけなので、1〜2年は経済は上向くと思います。


しかし将来の発展に繋がるような有効な投資を継続しなければ、日本経済という「身体」は途中で息切れすることになるでしょう。折角の投資が継続的な景気浮揚に結びつくことを願っています。


20兆円以上の国費が投じられますので、来年の景気が悪くなるわけはないと皆が自信を持って臨めば、必ず明るい1年になると思います。


政府も国民が失望するような後ろ向きの話ばかりしないでいただきたいものです。リーダーが深刻な話ばかりをすると国民の元気もなくなるものです。国を本当に復活させようという真剣さを為政者は求められています。