知人は財産

昨日は久し振りにこれまで大変お世話になった大学の先生と懇親の場を持った。自分が学生時代に直接教わった先生とは継続的なお付き合いをしてこなかったのでお会いすることも滅多にないが、採用関係でお世話になった先生とは仕事上の話がよく噛み合うので場が盛り上がって楽しい。


多くの社会人は仕事を通じて人間関係が出来上がる。学校時代の仲間や親戚は何か行事が無い限り会う機会はほとんど無い。たまたま私の高校の同級生仲間は卒業して22年ぶりに、旗振り役のお陰で第一回目の同窓会を催すことができた。それから4年に一度、オリンピックの開催年に同窓会を催している。これはいい。


友人知人といっても、就職して、結婚し、子どもができて家庭を持つようになると独身時代と違って会う機会も自然と少なくなるのが一般的である。私のような年齢になると、夫婦二人の毎日の生活も飽きてくるので知人友人と会いたくなるが、相手の事情もあるし元気ハツラツとばかり言えないので会うのも頻繁には難しいようである。


後悔しても仕方ないが、若い時から仕事以外の友達づきあいや知人との関係はできるだけお互いに努力して続けていたほうがよいと思う。人脈は財産だと痛切に実感するのは長い人生を経た遠い将来である。今度、40数年ぶりに中学の同窓会に出席するが、遅すぎる出会いのような気がすると今になって反省している。