戦士の逸品?

昨日、TVで滅多に見ないがタイトルの番組を拝見した。

企業戦士が長年愛用している宝ともいうべき物品のことを称しているようである。
そう言われてみると自分の逸品は何だろうと考えたくなるが、我が家ではカミサンが私の古くて骨董なるものを処分するところがあり、処分してから後になって後悔することも多々ある。しかし私自身も買ったばかりの時には熱中するが、途中で飽きてきてまた違うものに興味を示すことが多かったので、やむなくゴミにされるというケースばかりであった。

かつては8ミリやカメラに興味があり、今から40年近く前になりますがまだヨドバシカメラの小さなお店が新宿西口にしかなかった時代にしょっちゅうお店を覘いて店員さんと話し込んでいたりしていた。今は家電量販店というものが全国あちこちにあり便利になったが、当時はカメラなど貴重品だったので現金問屋の淀橋カメラがあまりに値段が安いので、各地のカメラやさんまで仕入れに来ていた。

今考えると、20代の頃はカメラの中古品も含めカメラ用品に熱を入れ凝った時期があった。今でも物置の隅にフィルム編集機くらいはあると思うが、映写機や8ミリカメラなど趣味で使っていた。8ミリフィルムは随分使っていたので今でも現像したばかりのフィルムが何本もリルに巻き取らないでそのままにしてある。時代は8ミリフィルムからビデオテープへ、そして現在はDVDハードディスクへと進化してきた。

現在は記録媒体も驚くほど大容量で、カメラ機器も軽量が軽くなって値段も安くなって非常に使いやすくなったので大変便利である。話は戻るが、私の逸品といっても一眼レフのカメラくらいだろう。昔は古いカメラを下取りに出して新しいカメラを買える時代であった。日本のカメラなどの精密技術品の品質は昔から世界にも冠たるもので昔は外国人の旅行客がよく新宿に立ち寄ったものである。