婦唱夫随?

予断ばかりだが、TVを見ていると最近、年齢差の大きい結婚が多い。私の感覚だが、極端に言うと結婚は何歳になってからでも、何回でもいいと思う。普段の生活でもビジネスの場でも年齢に関係なく常に異性を意識した方が老けなくて良い。タイトルは通常「夫唱婦随」というが、最近の傾向では逆の「婦唱夫随」のほうが家庭が円満にいくような気がする。

 紙面の人生相談コーナーを毎日眺めているが、いまだに頑固な物分りの悪い亭主が多いのに驚くことがある。女性は比較的単純だから紐を緩めていればいいと思うのだが、常に管理しようとする亭主が世の中には多いようである。私など面倒くさがりやの単純な人間なので、女性は女性だと認めてきたので今まで多くの女性と深刻にもめたことなど(相手にされていないのかもしれないが)あまり記憶にない。

 自分でいうのも変だが、照れくさい性格からなのか少年時代から女性に好意を抱かれて接近されることは大嫌いで、どちらかというと昔からクールな女性を心の中で追いかけるタイプであった。しかし、この性格が逆であったならばもっと違った人生だったかもしれない。

 私の周囲を見回しても最近の夫婦は「婦唱夫随」でうまく行っている人が多いようである。つまり奥さんが唱えて旦那がそれに呼応して随行することである。離婚は子どもにとっても本当に良くないと思うが、世の中をみると離婚したほうがいい場合がある。お互いに再婚して幸せな人生を再び取り戻すのもいいと思う。だから人生諦めないで、幾つになっても自分に会った人を探してほしい。