たわいない話

luckycherrymame2011-09-13

たわいない話だが、最近、最寄の駅の地下通路で女性の占い師をよく見かける。昼間はサラリーマンなのか夜になってくると最近、現れるようである。

 すれ違いざまに観ると、女性の相談者が座って頷いている光景を目にする。相談料は基本1000円、詳細2000円か3000円とか灯篭の表紙に書いてあったと思う。 この時勢、さまざまな悩みを抱えている人が多いのか、将来の運勢を占ってもらっているのか定かではないが、どんな内容の話をしているのか興味はある。

 昔から道端やビル内の一角で占いを営んでいる業者は多いが、どういうわけか相談している客は一般的に女性が多い。たぶん、これからの恋愛運を含め、人生運を占っている人が大半なのだろうが、このような商売が繁盛することはあまり世の中が望ましい方向に動いていないということなのだろうか。

 年間の自殺者数が交通事故死者数を遥かに上回っている昨今の世の中自体、とても異常な状況だと思う。人それぞれ悩みの中身も複雑になってきているのかもしれない。なるべく一人で悩まないで、苦しいときは誰かに相談してほしいと願いたいが、占い師の存在もひょっとしたら駆け込み寺的な役割を果たしているのだろう。

という我が家も毎朝、TVの運勢を見て一日のスタートとなるのだが・・・。