古今東西

最近、都心の勤労者の朝早い出勤が目立つ。
7時前後のバスも電車もかなり以前より込み合っているようである。

これまで電気も時間も使いたい放題目一杯使ってきたので、
ここで踏み止って効率を考えて行動することになれば非常にいいことだと思う。

震災後、計画停電や余震でおそらく勤労者の意識が朝型の行動へ変わってきたのではないだろうか。

朝早く出勤して計画的に日課をこなすようにすれば、もっと業務の生産性を上げられるはずだと思う。
夜遅くて朝が遅いのでは体力的に疲れて、仕事の効率もあまり良くないと思う。

省電力が避けられない状況にあるのだから、勤労生活パターンを見直してみる必要があるだろう。

幸いに、かつてのオイルショック時の狂乱物価が国民経済に影響を与えた頃と比較して今回はさほどインフレ懸念がないので、被災地も順調に復興が進めば日本全体的に経済の落ち込みも低く抑えることができるだろう。

今の日本は成熟した社会が形成されているので、国民生活も大きく変動することもないと思われる。

むしろあまり極度に不安感を抱かないほうが良い。