新婚生活事情

luckycherrymame2011-02-15

最近の新婚生活事情を聞きますと、随分かつての時代と変化してきました。
学校を卒業して就職してからは、昔のように結婚退職して専業主婦に落ち着く時代ではないようです。

大方、結婚してからも共稼ぎをしながら新婚生活を続けようという夫婦が多いようです。
日本経済もかつてのように高度成長が期待できない時代ですから、結婚しても一方の配偶者を養う財政的余裕が持てなくなりました。

少子高齢化と言いながら、昨今は不況の影響で大学を卒業してもなかなか就職に着けない世の中ですが、これを社会が放置しておくと定職に着けない若者が増えて、おそらく先々で大変な社会問題に発展するでしょう。

定職に着かなければ適齢期が来ても結婚どころの話ではありません。就業の機会がなければ独立して生計を立てることも困難になりますので、結婚生活など望みようがないと結婚を断念する人たちが益々増えてきます。

今後、高齢者の増加は年々加速していきますので、既卒者も含め新卒者を産業界が若者を受け入れて雇用していかなければ、結婚どころか将来の国家財政すら成り立つはずはありません。

共稼ぎをしなければ結婚生活をしていけない現代社会は決して望ましい姿だとは思えませんが、現代の経済情勢が許さない状況でもあります。

昨今の新婚生活事情も価値観の多様化と共に夫婦の考え方も徐々に変化してきているようです。