トルストイとソフィアの会話

戦争と平和」の著者で有名なトルストイと妻ソフィアの会話が興味深かった。
 
昨日のテレビで、男女の役者がソフィアの日記を朗読していたのを耳にして、あまりにも展開が面白いので長時間聞いてしまった。
 
2人は恋愛結婚により結ばれたが、妻ソフィアは16人出産し13人の子どもを育てたようである。
 
トルストイの小説が爆発的に売れ、一家が大資産家になってからトルストイとソフィアの生き方が違ってきた。
 
トルストイは自分の豊かさより、生活困窮者の面倒を見ようとしたが、妻ソフィアは自分のためだけに浪費ばかりした。
 
80才を過ぎ、死を意識してきたトルストイは1人の四女にすべての作品を遺産として残し、著作権を放棄して世の中の人に自由に出版を許したようである。
 
夫婦の日常のやりとりが、役者さんの表現力豊かな語りで、まるで目の前に存在しているような迫力だった。
 
皆さんはご覧になっただろうか。