「もう二度とこの会社のものは買わない!」と思ったことはありますか?

もう四年前の話なので時効かも知れませんが、題名のような不快な思いをしたことがあります。
 
ダイレクト販売で買ったばかりの某国産有名メーカーのパソコンが最初から電源が入らなかったのです。
 
サービス会社からは持参してほしいとのことで、さっそく最寄りの駅から遠く離れていたサービスセンターへ重たいながら持ち込み修理預かりとなりました。
 
電源の修理が終わって引き取りに行き、自宅でいざ電源を入れて立ち上げたところ、今度は奇妙なオレンジ色の見たこともないようなディスプレイが現れました。
 
再度修理に出すことになり、サービスセンターに駆けつけ新品でも故障があるのかと事情を聞きましたが、子会社の担当者からは「日本で製造していないので止むを得ない場合がある」とひとごとのように言われました。
 
お客さま第一と言うなら、「欠陥品なので、大至急で新品をご自宅まで直送致します」という言葉が何故言えないのか不思議な思いでしたね。
 
本来、当たり前のことですが、日本国内で市場へ出荷する前に充分な最終品質検査をするのが大メーカーなのに、サービスセンターにおいての対応に驚いてしまいました。
 
僅かな確率での不良品かも知れませんが、「もう二度とこの会社のものは買わない!」と当時も現在も残念ながら思い続けています。
 
 
逆の立場で考えると、ビジネスで顧客の信用を落とすことが如何に致命的になるかを思い知らされ、いい勉強になりました。