無責任な雇われ社長たち
世の中の名だたる大企業を見ていると、経営責任の無さを痛感します。
もし業績の悪化によって経営者自身の人生も狂うとなれば必死になって経営
努力をするはずです。
その意味では、個人保証もしていない雇われ社長の表面だけの苦渋な態度で
は国民の心には辛い思いが響かないような気がします。
中小企業はこの不況で資金の援助も難しく本当に苦労しているのですが、大
企業は増資や社債の発行で難なく資金を市場から集められます。
大企業の倒産が中小企業より社会に甚大な影響を与えることはわかります。
しかし国内企業の99%は中小企業であり、そこで多くの雇用がなされてい
ることは事実です。
もっと日本は中小企業が元気を出すような税制や無税引当金を拡充すべきだ
と思います。
民主党連立政権の事業仕分け作業が毎日メディアにさらされていますが、長
期自民党政権が如何に官僚任せの政治で現在の借金大国を作り上げてきたか
がわかる、この手法は行政の反省の念もこめて国民に問ういい機会ではない
でしょうか。
批判は誰でも出来ます。
甘い汁に慣れてきた人にとって、改革は苦しいのが当然です。