豊かさは天から降っては来ない

今、日本企業の多くが不況で先行きに不透明感を抱いている。

これまでは待っていれば、需要が需要を生んで仕事はあるのが当たり前であった。

しかしこれからは市場分布もメカニズムも大きく変わっていくとみた方が正解である。

必要なのはリサーチと人材育成のための投資を行い、海外も含めた新たな市場を形成することが必要となる。

残念ながら日本の政治が将来の国家ビジョンを描けていないので、効果的な財政予算が組まれるのか明確ではない。

国家の経済成長の維持を願うならば、将来ビジョン実現のための計画を先ずして、軸のブレない予算配分をしなければならない。

国の豊かさは黙っていても天から降っては来ない。

国家予算の見直しが進められるならば、国民は多少の犠牲を覚悟せざるを得ないだろう。