周囲が言わないと人は気付かない

今朝、我が家の食卓で出た話題を披露します。

一昨日、アメリカでのWBC優勝祝賀会での記念撮影において、全員が背広姿の中で松坂選手のみがジャンパー姿で臨んだようです。

イチロー選手から注意されたようですが、日本に全部送ってしまったとの返答だったそうです。

日本人では考えられない所得がある人ですから、家族は勿論、周囲のマネージャーやアシスタントが事前にアドバイスしてあげるべきだったでしょう。

失礼ですが、野球しか知らないヤンチャ坊主だと思えば、社会人としてのマナーや身なりも欠けるだろうと周囲が気付かなければなりません。

どんなに素晴らしい野球の才能があっても、常識的な最低限のマナーは必要です。

新婚当時の30年前に、わたし達若い夫婦も初めてのレセプションに招かれて、正装をして行かなかったために恥を掻いた経験を今でも忘れません。

事実、突然ご招待を受けて軽い気持ちだったので、あの頃は夫婦ともお互いに若くて気が付かなかったのです。

人は、周囲に言われて恥を掻いて初めて自らの常識の至らなさを学のです。

昨今の日本社会でも、非常識な光景を見ても誰も注意を促そうとしないので、マナー違反ばかりが目につくのです。

イチロー選手は活躍も凄いが、言動も立派です。

おそらく彼の周囲にはベストパートナーの存在と、彼自身が自分を常日頃から研いているからでしょう。