公的資金注入と財政支出
かつて、バブル崩壊後の日本政府は金融機関への公的資金注入が遅れ、さらに大胆な財政支出どころか増税をしてしまった。
よって失われた10年がダラダラと続いてしまい、その後の総選挙の惨敗により、自民党単独政権まで潰れてしまった。
今、アメリカ議会でも同じような轍を踏まないで公的資金注入と大幅な財政支出を掲げる民主党と異論を唱える共和党がある。
わたしの意見としては、アメリカ経済の金融と購買力は世界経済に与える影響は大きいので、グローバルな観点から民主党案に賛成である。
日本政府は小泉、竹中コンビのような立役者の登場が10年という長い歳月の経過ほどまで現れなかったのである。
大胆な財政支出も打てず、小渕政権でやっと飲み水である政府保証融資が実現された。
日本政府の対応は、当時あまりにも遅過ぎたのである。