目指したい経営

世の中には多くの企業や経営者が存在するが、ここでは中小企業経営の話題についてお話したい。一番重要なことは企業を永続させて雇用を守ることであるが、ただ経営を維持するだけならば経営も遣り甲斐を感じない。高い目標を掲げて努力し、業績を上げないと社員の平均給与を上げることもできない。社員にはこれからの長い生活がかかっているので、経営者としては業績を上げて、その上で社員の平均給与を何としてでも上げたいという思いがある。

人材が成長するには、（絶え間ない）向上心×（日々の）努力が必要である。興味が無いから、面倒だから、とルーチンワークを繰り返すのと、日々あらゆる勉強を怠らないのとでは成長において天地の差が開いてしまうような気がする。経営者仲間でもいろんな方と接していると、人によって経営感覚の違いが大きいということがわかる。私自身ももっと勉強しなければと、向上心だけは持っているつもりである。限られた時間で少しでも努力をしなければ社員に対して申し訳ないというのが本音である。

会社が成長しなければ社員の待遇改善もできないので、経営ビジョンに添えるようにマンネリを打破して戦術を工夫してほしい。景気は少しずつ良くなるであろうが、このチャンスに会社を何とかして飛躍させたいと考えている。一人ひとりの社員が経営者になったつもりで自分のため、ひいては皆のために頑張って稼いでくれるものと期待している。内にも外にも心の中にライバルをつくって競い合うという姿勢が大事だと思う。私もライバル会社を常に意識して経営で頑張りたい。