良き年末でありますように

平成天皇の誕生日である12月23日が祝日になって久しいが、私自身は4月29日の昭和天皇の誕生日が子どもの頃からの祝日でもあったので4月の祝日が印象深い。今年は12月23日が日曜日だったので、3連休後の25日月曜の今日は年末が急接近したように感じる。本日のクリスマス日は冬の温かい陽ざしで気持がいい。


昨日はクリスマスイブと言いながら特別祝うこともなく、就寝もいつもの通りで世間のクリスマス気分とは掛けはなれた一夜を過ごした。クリスマスイブともなると家庭は一家中で賑わい、戸外は若い男女のデートが盛んかというと最近は少し違うらしい。若いカップルなど4割で、6割は女性同士や男性同士が集まって一夜を楽しんで過ごすらしい。これも今の世情を表しているようである。


漸く総選挙も終わり、新年は新しく国政を担う新政権に今度こそは景気テコ入れを期待する国民も多いだろう。自民党政権には国民目線で政治を取り仕切ってほしい。民主党にはもう一度、党の綱領つくりから党を抜本的に立て直してもらいたい。未熟な党運営に国民は3年半にわたり翻弄されてしまったので、潔く反省して出直す必要があろう。


私もある党に投票したが、自民党の公約集だけは気になって手に入れたが、民主党マニフェスト集を読む気にも手に入れる気にもなれなかった。今回の選挙では多くの国民が同じような想いだったことと思う。第3勢力の台頭も凄まじかったが、年内解散による時間不足も、ある意味で流行風に動揺し易い日本人にとっては寧ろ良かったのではないだろうか。