余談その2

今朝、日経の経営者ブログに投稿なさっており、IT業界の大先輩であるIIJの鈴木さんのブログを拝見して、同感の意を得た。おそらく世間の良識ある人々は鈴木さんの話と共通した認識を持っていると思うのである。政党の党首たる人材の質が良くないと勝手気ままな発言をしてしまう可能性がある。歴史認識のない浅はかさが公言から露呈したと評価した人も多いだろう。政治家の世襲制がとやかく言われるのも、質的な問題が自ずと浮上するからである。


「苦労は買ってでもしろ」と古人から教えられた記憶が日本人には残っているが、おそらく人の痛みや苦しみは自らが経験しないと理解できないから、敢えて将来ある人材に対して、励ましのつもりで教えられたのだろうと考える。苦労を潜り抜けてきたのも、元に戻らない多くの代償を払ってきたからではないだろうか。述べたいことは、政治家として国民を代表する人には苦労人を据えるべきではないかということである。