目の前の人(処)を優先に

お盆休みの帰省ラッシュをニュースで見ると、若かりし頃に家族総出で動いた東奔西走の帰省を思い起こす。おそらく当時は子どもたちのことを最優先に考えて、親としての最低限の務めに追われたのであろう。今は二人きりの毎日になったが、目の前の人を最優先に考えると勝手気ままな行動も取り難い。


しかし人間だけが最優先とも言えない近頃は、外出をためらう日々が多い。我が家はテレビで旅行気分を味わうことが多く、ビジュアルな経験は味わえないが、小さな自己満足を得ている気がしている。中々予定通りに行かず、絵に描いた餅で出鼻を挫かれてしまうのが我が家の特徴でもある。


知人の旅行も人それぞれで、パック旅行を主にしている人もいれば、パック旅行に頼らず、手作りの旅行を続けている人もいる。私もどちらかというと、時間に縛られずに自由に旅行をするのが好きである。海外旅行もしてみたいが、まだまだ日本の隠れた名所旧跡を回るだけでも一生の時間が掛かりそうである。


ややタイトルと内容がずれてきたようであるが、いつものことなのでご容赦いただきたい。言いたかったことは、短い人生において大事なことは、目の前の人のことを優先に考えて、行動すべきであろうということである。