頭を使わなければ

今日は原爆が長崎に投下されて67年目の日である。出掛けに玄関で「午前11時2分に黙祷をするように」と言われていたのだが、気が付いたら既に13時半を回ってしまっていた。忙しいわけではないが、「心を亡くす」という文字の如く、忘れてしまうことの多い自分自身が情けない。


家内は言ってことは、まず忘れないタイプなので、どうして同じ生活をしているのに緊張感が違うのだろうかと思う。私自身は予定も手帳に頼りきりの毎日であるが、家内は大体、私が以前話した先の予定まで頭の中に残っているので、記憶力の衰えた私には不思議でならない。


確かに夫婦というものは、両手を広げて突き合わせると指の隙間が埋まるように、お互いに違った特徴鳴り、違った視点が必要な気がする。世間には教養も知識も有した人が多いが、いつも我が家は凡人同士なので二人で一人前だといつも話している。