ロンドン五輪その2

またもや体操競技で審判による採点騒動が発生した。男子団体の体操競技で、日本選手コーチによる抗議で日本が4位から2位に繰上げとなった。採点のし直しで2カ国を追い抜いたわけであるが、2008年から採用されたビデオ判定というものが存在していなければ、多くの日本選手が気の毒な結果に終わったかもしれない。


さて話は変わるが、今でこそ英国と日本は親密な関係だが、第二次世界大戦中はお互いに敵国の関係にあった。1948年のロンドンオリンピックに当時の日本は、英国の船舶を沈めたために出場を辞退させられたのである。多くの戦没者には申し訳ないが、如何に日本が不条理で無鉄砲な戦争を仕掛けたかが分かる。


憲法戦争放棄をうたった日本が、60余年経過して漸く英国とも親密な関係を築くことができた。ロンドン五輪について学べばいろんな歴史のプロセスが吸収できるようである。地球の裏側で距離的には遠い国であるが、日本人が憧れている国の一つであろうと思う。まだまだ英国に学ばねばならないことが多い。