昨日の映画

と言いましても、昼間のBSプレミアムを録画した作品の話です。1980年(昭和55年)に封切られた映画で、山田洋次監督の「遥かなる山の呼び声」という映画を久し振りに見ました。もう何回も見た映画ですが、作品の感動的なシーンに打たれて、この映画のファンになりました。


本日も、「幸せの黄色いハンカチ」がBSで上映されますが、この映画も同じようなシリーズなので何回も見ています。最近、声のうるさい映画が流行っていますが、静かな情緒溢れる映画も段々少なくなってきているようです。御歳80歳になられる高倉健主演の映画ですが、30数年前の日本男子の姿というものを皆さんも是非、堪能してみませんか?


昨日も、感動的なシーンについ涙が止まらず泣いてしまいました。洋画が大流行する現在ですが、かつての邦画の中にも多くの名画が存在します。ご覧になられた方もいると思いますが、先日も日本名画100選という番組が紹介する邦画のシリーズが放送されました。


「レトロ」ブームという時期もありましたが、「三丁目の夕日」などが最近の邦画が流行るところは、日本人の心に感慨深い歴史の何かが響くからだと思います。私たちの世代は高倉健倍賞千恵子渥美清など控えめだけど人情がある人物像に共感を覚えました。対人面で不器用ではあるが、ひたむきな人を大事にする日本であってほしいものです。