思い立ったが吉日

我が家の予定は未定です。旅行の予定を立てて当日になってキャンセルすることは良くあることです。だから海外旅行など旅費を不意にしてしまうこともあり得ます。しかし、その時は世の中への寄付だと思うしかないと常々家内と話しています。先日もちょっとツアーを申し込んでいましたが、前日になってキャンセルすることになりキャンセル料を払うということになりました。


今後はなるべく「思い立ったが吉日」ということに決めて、気が向いたらその日でも遠出をしようかと話しています。家内は即行動の私と違い、もともとがスケジュール人間で年間計画を常に立てて行動しようというタイプです。若い頃は仕事でドタキャンの多い私と予定のことで夫婦喧嘩ばかりしていましたが、今は寧ろ私に似て行き当たりばったりの旅行も好むようです。不思議なものです。


さて、明日は先日の予定復活で一緒にちょっと出かけることになりますが、正直、明日の朝にならないと玄関のドアを開けてスタートを切るかどうかわかりません。若いときであれば、いつでもどこでも元気に動き回れますが人間段々年をとってくると夫婦双方ともいつでも快活で元気だとも限りません。


ちょっと古いエピソードを紹介しますが、結婚当初は札幌に住んでいましたので新婚旅行は道内一周旅行をしました。仕事が忙しく中々休めなかったので、綿密な予定も立てずに会社の先輩に貸してもらった車で旅立ちました。当然、宿泊場所も行き当たりばったりで、道路も地図を眺めながら唯ひたすら車で走り続けて暗くなったら旅館探しというものでした。


旅行などの計画は大事ですが、あまり枠にはめて動くよりも行き当たりばったりで未知に遭遇する経験もいいと思います。皆さんも仕事のストレス解消に、たまには「思い立ったが吉日」で行動されてみたら如何でしょうか。