施政方針演説

第180通常国会が本日24日開会された。今晩のニュースで野田首相の施政方針演説の一部は聞けると思うが、新聞に掲載される中身の長文には一応目を通すことにしたい。「大山鳴動して鼠一匹」にならないよう望みたいが、ねじれ国会なので審議で野党の協力を得るのも難しいようである。


自民党を支持する勢力では解散近きという予想をしている人が多い。おそらく今選挙をすれば民主党の大敗が予想され、さらに国政が混乱するので国民生活を最優先に考えれば選挙戦で混乱することを選択してほしくない。社会保障と税の一体改革を目指して、消費税を10%にしようという考えは与野党共通しているので早急に議論するべきである。


与野党が議案の審議もしないで、政局ばかりを考えて対立している時間的な余裕はないだろう。正直、今解散があっても選挙の争点がはっきりしないので、政治へ対する国民の期待も薄れて投票率も低下するに違いない。総選挙をして国民に信を問うならば、与野党が明確なビジョンとマニフェストを国民の前に示すべきである。