週末

週末は、たまたま子どもたちが帰省して親子4人で過ごしました。20年前に卒業した小学校でタイムカプセルを公開するというイベントが週末の土曜日に開催されたようで、学年ごとの卒業生が大勢母校に集結したようです。


当時、わたしの娘も小学2年生と6年生でしたが、全校生徒で創立20周年を記念して20年後に公開するタイムカプセルを作ったとのことです。今回のイベントに子どもたちも参加してよかったようですが、土曜に出勤してきて学校を開放してくれた、現在の先生方の対応がかなり不親切だったと娘の一人は話していました。


昨今、学校関係の事件が多いために先生方も万が一の用心のために、学校側としても厳しい対応を取らざるを得なかったのだろうと思いますが、卒業生にしてみれば、はるばる懐かしい母校を訪れたのに母校の先生方の対応があまり歓迎ムードの印象でなかった面が残念だったようです。


小学校を卒業してから20年も経過すると、皆一人前の成人として社会で活躍している訳なので、もう少し学校としても20周年のイベントにもう少し重きを置いて、後輩の生徒たちが卒業生とともに学校の伝統と歴史に触れ合う場として教育上で生かしたらよいのにと私自身は思いました。


幼い学校時代に描いた夢を成人して実現している人は少ないが、誰でも回顧してみたいものです。”仰げば尊しわが師の恩”という母校に対する卒業生の感謝と思い出の気持ちに対して、少しは歴代の先生方も理解を深めるような態度を示してほしいものです。


近年、尊敬される教師としてあり方が薄らいできたのも、父兄のみならず学校側の姿勢にも問題があるからではないだろうか。子どもの成長においては、家庭の影響が重大であることは否定しませんが、もっと学校自身が反省すべき点も少なくないとわたしは思います。