意見

一昨日だったかと思いましたが、テレビニュースで痴漢撲滅運動を警察の協力の下に都内全域で実施しようと女子高校生などの集団がテレビに映っていましたが、なぜこんな事までしなければならない陰湿な世の中になったのか不思議な思いです。通勤時の女性専用車両の運行しかりです。

メールやネットの普及で目にする記事を見ていると、フィクションのような現実の出来事が赤裸々に述べられて内容に唖然としてしまいます。相談コーナーなど 拝見してみると、人間関係が非常に希薄で、自分本位の冷徹さに驚いてしまうのです。やはり成人までに育った家庭環境が閉鎖的で精神的に未熟なままに単に年 齢を重ねてきたに過ぎないのではないでしょうか。

昔から痴漢などは存在していましたし、それほど社会問題になることもなかったのですが、現在は完全な犯罪とわかりながら事件が多発するのかまったく不思議です。笑われてしまいますが、地方に住んでいた私たちの時代は殺人事件さえ聞いたことがないし、ありえない時代でした。

都会だからなのか、であれば何が原因なのだろうかということを分析して地域社会が取り組む必要があるのではないでしょうか。たまたま今朝エレベーターの中 で知らない中年の女性の方から、「６階の（弊社の）社員さんは明るくよく挨拶をされますね」と突然言われました。実は私も知らない人でしたが、朝早いので 挨拶したのです。

今の都会人は一般的に挨拶ができない、しない人が多いようです。知らない目上の人に対してでも挨拶をすること、できることがコミュニケーションの第一歩で あり、基本だと思うのです。痴漢という女性から見たら怖い、気持ちが悪い行為をするというのは社会性欠如の心の疾患の現われではないかと思われます。