台風１５号
台風一過とはよく言いますが、嵐が去ってしまえば辺りは何も無かったかのごとく静かです。早朝から始業前の情報交換会に参加してきましたが、皆さん３・１１の再来のような印象をもたれていました。しかし今朝の首都圏は乗り物も平常運転で悪夢のような昨日の出来事がうそのようでした。
自然災害は予断無く地上に災禍をもたらします。もし・・・ならばという時間のゆり戻しを人は願うものですが、「歳月人を待たず」という下りになって後悔する事態に至ります。昨日も弊社では若い社員をいち早く帰宅させましたが、決断の早さが何よりも大事だというのは災害時においてとても重要だと認識しました。仕事や用事などの手段は人命の優先度と比較にならないわけですが、手段がために大切な人命まで失いかねません。
私自身はスムーズに会社から帰宅したのですが、オフィス街と違って住宅街においては非常ベルがいきなり鳴るなど大変な状況をもたらせたようです。ブログでも明日はわが身だという話をしますが、常日頃から災害への備えは物心両面で必要な気が致します。
