手書き新聞が米国で好評

東日本大震災後、TVでも紹介がありました宮城県石巻日日新聞社は、大震災で社屋が被災した後も記者が現場を飛び回って取材を続け、被災地に非難している人への情報提供を輪転機が動かない中で壁新聞をつくって被災者に報道されたようです。

被災の中でも新聞社としての機能を果たそうとした努力を報じた、米紙ワシント・ンポストの記事に目をとめたワシントン市内のニュース博物館「ニュージアム」が石巻日日新聞に依頼して現物を取得して永久収集品に加えることになったという記事を見かけました。

わたしもどこかの局で、石巻日日新聞の記者が震災の状況を被災者に伝えるべく奮闘している様子を拝見したときには、ジャーナリストの使命感にとても感動しました。その時、その努力もさることながら地域新聞としての温かさと取材に奔走されている記者の方々の誠意を感じた次第です。

本来は日本国内の博物館あたりが、取材努力の証しとして保存しなければならないと思いますが、確かに日本では壁新聞を学校内などで発行したりするので驚きがなかったのでしょうか、さすがに米国のジャーナリズムに対する価値のとらえ方が日本とは随分違うと感じました。