蘇る人心

東日本大震災でお亡くなりになられた多くの方々に対して哀悼の意を表します。

毎日、新聞に掲載されている亡くなられた多くの方の名簿を見て、日々胸を締め付けられる思いを感じています。
この大震災が如何に想像を絶する未曾有の規模の大災害だったかがわかります。

人を救い、自ら犠牲になった多くの日本人がいることに今世界は注目しています。
世界中に日本人を支援しようという輪が広がっていることは、日本人がこれまでに目に触れない様々なところで世界の人々に人道支援として尽くしてきたからではないかと思います。

被災地においての助け合いの精神、被災者に対しての多くの支援の心はきっと
人に感謝する精神を植え付け、日本人の人心を蘇らせることとなるでしょう。
悲しみや辛い気持ちを背負いながら、残された人々はこれから生きていかなけ
ればなりません。

決していつまでも悲観ばかりせずに、わずかでも希望を求めて、どうか生きることの喜びを徐々に見出して頂きたいと願っています。

これから成長していく若い日本の人々にとっても、この国難を経験したことが人生の糧になるだろうと確信しています。

そして、慈悲の心でお互いを支え合う日本人の魂として世界へ発信されていくことにより、少なからず同志が生まれて世界平和へも貢献することとなるでしょう。