戯言

いつも我が家で話題にすることだが、夫婦でお互いに違ったことばかり気にするので不思議である。

気にする人に気にするなと言っても解決しない、と分かっていながら長年にわたり同じ様な共同生活をお互いに続けてきた。

お互いに相手を見て不思議な人間だと思うのだが、苦手なことでも相手をうまく使えることは生活上都合がよいこともある。

若い時は水と油でお互いに考えがぶつかることが多かったが、歳をとるに従って違和感も失せて、不思議な動物だと諦めてしまうのである。

夫婦がお互いに操縦しているのか、操縦されているのか意識しないが、飽きがこない生活もきっと違った偏屈なタイプの性格同士だからだと思う。

性格の不一致だと簡単に諦めないで、お互い違った動物だと考えて、あまり意識し過ぎない方がよい。

昔から夫婦は妥協の産物であると云われてきたので、結婚もあまり難しく考えないことをお勧めする。