計画停電実施に不公平の声

先日、新聞に計画停電実施に不公平の声という記事を見かけました。

まさか首都圏が計画停電実施の範囲に入っていないとは知りませんでしたので、私の住む神奈川県内も震災地区の被災者の皆さんの日々の苦労を考えれば多少の停電も止むを得ないと思っておりました。

不公平の声が起きなければそのままの計画停電で進んだのでしょうが、不公平の声が出たひとつの理由にプロ野球セリーグ球団の非常事態に対する甘い姿勢が問題だったのではないでしょうか。

球団の役員の皆さんが毎日、計画停電の生活を余儀なくされていれば、停電がもたらす不自由さと不便さを感じますが、首都圏にお住まいであれば停電がないので何の痛みも感じられません。

自らが不自由な思いをしなければ、大量の電力を使う野球開催をやることに何ら疑問を感じない姿勢に一般の方がおかしいし、生活者の方が毎日不自由しているのに不公平だと感じたのでしょう。

どうやら首都圏でも計画停電を行うことになるようですが、東電側の配慮が少々足りなかったように思います。