何故、わが子を虐待するのか?
昨年1年間で354件の幼児虐待事件が発生したそうである。
前年より17件増加したともニュースは伝えていた。
また虐待された幼児は362人に上ったそうである。
正式な両親による虐待が22%も発生していると聞いて、正直、歪んだ今の世の中の一面を垣間見たような気がした。
何故、わが子を虐待する夫婦が増えているのだろう?
原因はさまざまだろうが、夫婦間の人間的成長が未熟なところへ、思いのよらず子どもができてしまったために育児に対する無責任行動がこれまでと変わらず出てしまったのだろうか。
どう考えてもこのような事件は理解に苦しむ。
学校や社会での大人のいじめも、子どものいじめも、相手を思いやらないところは共通しているが、自分の血が通ったわが子をストレスから虐待してしまう行動は親として失格であり、子どもを育てる権利はないと思う。