モラルの欠如

近年、コンプライアンス重視が叫ばれて、セキュリティーの強化が図られています。
とりもなおさず相撲協会という国技のスポーツにおいても肝心の力士たちのモラルが低下しています。
これらのことは同様に一般の産業界にも言えることです。

企業間の信頼の上に成り立っているビジネスも、働く社員のモラルが欠如していると様々なトラブルを招きます。
原因は、私利私欲で行動する個人主義が暗黙のもとで許されているから、習慣として身についてしまうのです。
一般社員のモラルの低下も統率する上層部の教育責任で、弁解や言い訳で終わるものではないのです。

信頼をなくすのは一瞬ですが、信頼を回復するには１０年あるいは生涯信頼を失墜してしまうこともあります。
信用・信頼第一と言葉で言うのは簡単ですが、維持していくのは大変なことです。
公益企業や民間企業としてもモラル遵守を叫び続けて、厳正な対処で身に付けさせるしか良策はありません。