奇遇に感謝

時たま過去に大変お世話になった方との奇遇に驚くことがある。
 
これまでの記憶で一番びっくりしたのは、サラリーマン時代に北海道でご一緒していた大先輩ご夫婦に、横浜の某デパートのエレベーター内でばったりお会いしたことである。
 
ご夫婦とも小さな同じ職場で私自身一緒に働いていたが、新人の頃から特に個人的に親しくて、大変良くしてもらった。
 
ご主人は元夕張炭鉱労働者で、廃山を契機に30代で新規入社された方であるが並外れた働き者だった。
 
現役時代は筋骨たくましくて鉄人のような方であったが、晩年は肺に異常を患われて70才前後でお亡くなりになったと後に噂で聞いた。
 
長い人生生きていると様々な奇遇を体験することがあるので、またどんな出会いがあるか楽しみにしたい。
 
実は本日も某病院の待合室で、現在もお世話になっている取引先の元役員の方とめずらしくお会いした。
 
その方は以前に会社を退職されて、田舎でひっそりと隠遁生活をされていると聞いて、もうお会いすることもないだろうと思っていたら、ある会社で1年半くらい前にばったりお会いしてしまったのである。
 
不思議な縁であるが、神の思し召しと思ってこれからもこの縁を大事にしていきたいと思う。