真っ当な老い

最近読んだ曾野綾子さんの随筆は素晴らしく同感できる内容であった。
 
人は生きているうちは死をあまり意識しないが、むしろ意識しながら人として恥ずかしくない生き方を考えるべきだと思った。
 
 
昨年逝ったわたしの母も同様で、現代の高齢者にも利己的で周囲に気遣いをしない人が多いようである。
 
いつしか日本人は自らを顧みて己を躾ける術を忘れたのだろう。
 
わたしの同僚の経営者の中に、社員に対する躾を我が子のように厳しく実践している方がいる。
 
いずれは親になる社員に躾を身に付けてもらえば、礼儀正しい人間社会の形成にきっと寄与するだろうと思う。
 
めずらしく貴重な会社である。