気の緩みは病の元

人間ひとりひとり寿命は様々であります。
 
どんなに裕福な人も、そうはでない人も命は平等に与えられています。
 
大方、人間の寿命は病を契機に期限がもたらされるとして、気と病の関係について考察してみました。
 
人生には挫折や引退はつきものですが、そのことで気が緩んで油断していると身体の抵抗力は次第に衰えていきます。
 
田舎で老人が長生きをするのも、日々自らの力で生きなければという気力が続いているからでしょう。
 
緊張が解けて、働く意欲がなくなると急激に人間の生命力は衰えて、病を引き起こす契機を作り出します。
 
食べる、働く、寝るの単純な生活の繰り返しが規則的に行われていれば寿命を全うできるものと考えます。