岡村代表の意思が引き継がれることを期待します。

昨日でしたか、全国犯罪被害者の会の代表幹事である岡村 勲様のコラムを新聞で拝見しました。

38年間の弁護士生活の中で、当初加害者の立場に立って弁護士活動を続けられていたときに、不幸にも仕事の恨みで奥様を殺人により亡くされ、被害者の立場になられて初めて被害者の社会的不公正さをご自身が体験されて犯罪被害者の会を立ち上げられたようです。

確かご本人の岡村弁護士は81歳で、奥様も還暦を迎えられてからのご不幸だったかと記憶していますが、全国犯罪被害者の会の代表として全国56万人の署名を集められて、凶悪犯罪の時効停止の立法化運動を全国的に起こされ、国を動かして犯罪者に対して時効を成立させないという刑事訴訟法改正にまでご尽力されたようです。

その他、ご本人の代表幹事退任の言葉として、凶悪犯罪者に死刑制度の存在は必要という弁がありました。私も同感で、被害者の立場に立てば当たり前の論理だと思います。