ウィキリークスに対して賛否両論

今、欧米主要国の国家権力者がウィキリークスの創設者を非難し、サイトにサイバー攻撃までなされている。

理由は政府の国家機密情報を無断で公開しているからだが、この機密情報流出問題に対してメディアの反応に賛否両論があるのも事実である。

つまり、機密情報の漏洩と報道の自由、国民の知る権利は、民主主義国家であるならば別の観点から分けて論じられるべきではないだろうか。

アサンジ氏の別件による逮捕は、明らかに機密情報暴露の犯罪性の立件を前提とした、国家権力の行き過ぎた行動だという印象もある。

情報流出の責任の所在がどこにあるかを優先して調査して再発防止策を練り、情報管理者側がしっかりした漏洩対策を講じるべきではないかと考える。

サイト創設者である個人にのみ責任転換をしていること自体が、この事件を一方的に由々しき問題としているようである。